新・風の日記

茨城のセンターからレスキューされ、預かりさんたちに守られながら旭川で里親募集中だった風ちゃんが嫁いだ先は犬飼いビギナーのてらこやだった!

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写真整理してたら可愛いの出てきた(笑)



脚短い。
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今日はフィラリア薬の日~!




さて、昨日の夜中にアップした記事に早々とコメントを頂けて
書いて良かったと思った。
やっぱり新鮮な内容だし、こちらが思う以上に
飼い主さんは興味を持ってくれていることは
本当に嬉しいし、責任を感じる。

ので、ちょっと踏み込んだ感想と意見を。
読みたい人だけ読むといいと思う(笑)




こんなことを書いてしまうと
あちらの分野の方に嫌われはしないかとビクビクしながら書くのだが(笑)、
動物理学療法チームにはやはり理学療法士が居るべきである。
それも急性期・回復期の現場で経験を積んでいる者が望ましいと感じた。
人間のリハビリ、特に急性期~回復期では
漫然とした治療にならないように
医者と同じ目線になれるレベルまで自らを引き上げて
意見交換しなければならない場面もある。
生理学、解剖学、運動学を理解した上で、
今自分がやっている治療は根拠があるのか、
「良くなると聞いたので」やるのなら素人と同じである。
「良くなる・維持できる可能性の証拠がある」治療ができてこそ
患者さんは経済的・時間的負担と引き換えにリハビリを受けようと思うのだ。

人間で有効な治療=犬にも有効ではない。
作用機序を理解して初めて
「犬にも有効である可能性は捨てきれない」
という考えに至るのであって、
水中トレッドミルをさせて
「歩けるようになって良かったね~♪」ではない。
それでは次に繋がらない。
次回も、その次も次も、何が要因で成功したのか、
何が要因で苦戦するのか貪欲に調査して
本当に犬や猫に対するリハビリに意味を持たせられるかは
今の取り組み方にかかっていると思う。

頭でっかちな理想論かもしれないし、
実際は口が達者なだけでは動物と対峙できない。
だけど、リハビリまで考えてくれる犬たちの飼い主さんは、
本当に犬たちを愛している。
だからこそ、今こそ「理論」なのだ。
例えばリハビリに月5万の負担が必要とする。

同じ負担額で

「ちょっとでも良くなればいいですね。
目標は高い方が良いでしょうね。
うちには水中トレッドミルがあるので入れましょう。
うーん、ちょっとうまくいかないですね。
仕方ないですね。
飼い主さんも家でマッサージしてあげてください。
効果はあると言われてるんで。」

というのと、

「最低でもどこまで回復できればいいなという希望を持ってますか?
獣医は経験上ここまでは良くなりそうだと申しているので、
うまくいけば達成できるかと思いますが。
なるほど。ではまずは自力で立てるところを目標にしましょう。
立てなくなっている原因はあれとこれが考えられるので
こういう治療をしてみましょう。
但し治療はワンちゃんと飼い主さんの協力がなければ
うまくいきません。
治療中にコレコレこういった合併症のリスクもありますが
リハビリしますか?
ではまずワンちゃんの体の動きを少し見せてください。」



と言われるなら、私なら明らかに後者がいい。
要は動物の医療にも人間並みの質が求められているのだから
流行りだから看板を掲げてただリハビリを実施するのでは、
いずれ無視できない問題になるであろうということだ。
リハビリとは技術ではない。
知識と過程と誠実さを以て、患者さんの目線になって
患者さんがやって良かったと思える結果を出せてこそ意味がある。
それが得意なのは理学療法士だと断言したい。



もちろん、動物に関しては素人なので、知識もまだ不十分だ。
動物看護師さんの動物の行動を熟知したハンドリングは
一朝一夕で真似できる代物ではなく、
理学療法士は素人から始める気持ちで謙虚に学ばなければならない。
代わりに理学療法士は、患者だけではなく
リハビリシステム自体を客観的に評価しうる人材として、
動物リハビリチームを支えるのに不可欠なポジションである。
職種の垣根を越えた情報交換がこれからもより盛んに行われるよう願っている。


昨日大学時代の研究室に行って私の頭の中の
動物リハビリの普及に向けた妄想話をした。
動物リハビリの話をして、鼻で笑わないでくそ真面目に聞いてくれるのは
後にも先にもそのゼミの先生だけなので、
行動を起こすときにはいつも相談している。

てらこやの動物リハビリ道の行方は如何に!?
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