新・風の日記

茨城のセンターからレスキューされ、預かりさんたちに守られながら旭川で里親募集中だった風ちゃんが嫁いだ先は犬飼いビギナーのてらこやだった!

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私が初めて迷子犬を捕獲したのは
風ちゃんが来て数ヶ月くらいのこと。

朝の散歩で後ろからトコトコとついてきた犬が
風ちゃんに「おはよー!」と挨拶にきた。
でも飼い主が居なかった。
さらに後から来た人に飼い主さんらしき人がいないか
訪ねたけど手掛かりになるものはなくて、
車通りも多いので結局連れて帰った。



風ちゃんの元預かりさんから
警察と保健所それぞれに迷子犬を捕獲した旨を
連絡することをアドバイスされたが
出勤時間が迫っていた。
風ちゃんと迷子犬を隔離して、
後は任せろという母に託して出勤。



帰宅後、迷子犬は居なかった。
どういうこと!?と聞いたら

「風ちゃんがいつもと違う空気を感じて
元気をなくしている様子だったから、
いたたまれなくなって迷子犬を警察に
連れて行ってもらった。
風ちゃんが一番大事。
迷子犬は運がなかった。」

という主旨の事を遠回しに告げられた。
確かにバタバタしてて風ちゃんの
フォローができなかったせいで
ストレスを与えてしまったのは私の落ち度だった。
でも母は風ちゃんを譲渡されて大事にしていたことで
命の期限の重さを十分に知っていると
思っていただけに、
それを聞いた時のショックは大きかった。

迷子を保護した時の対処を事前に知っていたら良かった。
仕事を休めば良かった。
もっと私がしっかりしていれば。
むしろ捕獲しなきゃ良かった。

たら、れば、ばっかり考えていたし、
当然というか警察や保健所からは
その後何の連絡もなく、もし処分されていたらと
こちらから連絡して確認するのも怖かった。



数ヶ月後、散歩していて
いつもは行かない道に入って行くと
外飼いの犬が繋がれていたのだが、
そこにはまさしく例の迷子犬がいて、驚いた。
てらこやはなんて運が良いんだろう。
ちゃんと気付いてすぐに探してくれるような
飼い主じゃなかったら、どうなっていたかな。



私にとっては本当に苦い経験でした。
でも経験を昇華できる人間でありたいから、
あのときから3年間
迷子犬を見つけたら、見なかった振りをしたり
逃げたりするのではなくて、
自分にできることは何かを何度もイメージして
過ごしていました。

その間、いくつか迷子の話を見聞きしました。
執事さんが捕獲に携わったきりしま君の話や、
譲渡した後すぐに逸走したyumekoさん預かりのすももちゃんの話を
当事者のように祈る気持ちで読みました。
捜索は、捕獲するまで協力者と朝に深夜に渡り
見回り、張り込み、ポスター貼りや捕獲器設置など
とんでもない労力を要しています。
(それなのに風ちゃんの逸走を許してしまう事件がありました。
こういう関係者の苦労を知りながら本当にダメな飼い主でした。)
捕獲のために寝る間を惜しんで動いている人達や
犬が帰ってこない不安を募らせている飼い主にとっては
目撃情報だけでもどれだけありがたい事でしょう。



ひとりで放浪している犬を見かけたら、
胸を締め付けられる思いをこらえながら
探しているかもしれない人のために
どうか時間を少し分けてもらえたらと思います。
保健所に通報しても、飼い主さんに
確実に情報がいくとは限りませんし、
捕獲収容の要求以外では動いてくれないかもしれません。
でも照会してもらえば、犬を探している人と情報を
共有できる可能性はゼロじゃないと思います。
地域に保護団体さんがいる場合は
情報をホームページに掲載して頂けることもあります。

また、警戒心の強い犬とわかる場合は
声を掛けたり追いかけない方がいいのですが、
私が過去3例経験した迷子犬のように
自分で寄ってきたり弱ってて逃げられなかったりで
容易に捕まるような超マイルドな迷子もいます。
一度収容されてしまえば命の期限がつきますので
居候させてやれる環境が整っている場合に限り
交通事故などからの安全確保のため
個人保護して警察・保健所双方に
連絡するという方法をとることもできます。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。
読んでいただいたついでに
「うちの犬が迷子になったら見かけた人や
捕まえた人にどうしてほしいか」とか
「こんな迷子犬がいたら私なら・・・」とか
考えてもらえる機会が少しでも増えたら
嬉しいなと思います。




「風は追いかけられると逃げるタイプなの」




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